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いしわり桜学校

ポケふた編|インターネットを泳ぐ龍

Twitter絵本

あるところに「舟っこ流し」というお祭りがありました。そのお祭りでは毎年必ず龍の舟が川を流れます。龍の舟は名前も体もまだありません。ある時、インターネットを泳ぐことができる龍が現れました。そしてTwitterを始めました。

 

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ポケふたブーム前夜

 

 

お客様が激減

オープン初日に300人のアクセスがあったモリオカマツリのお店。

*こちらのお話は⬇️

 

 

しかし、その後はお客様は激減してしまった、モリオカマツリ。

1日2人〜4人しか訪れなくなってしまった。

龍は何か新しいことが必要と考えはじめました。

 

 

 

ポケモンマンホールとの出会い

 岩手県観光ポータルサイト https://iwatetabi.jp/pokemon/event/07.html

龍はある日、インターネットを泳いでいるとポケモンマンホールが岩手に設置されていることを知りました。

 

 

世界に1つしかないポケモンマンホール。

ただインターネットを見ると、全国でも、そして岩手県内でもそれほど盛り上がっていない。

 

 

龍はこの時、3つのアイデアを閃いた。

 

 

  

1つ目のアイデア

龍はこの時、岩手にポケモンというネームバリューがあるコンテンツが、せっかく岩手に設置されるのになぜ盛り上がらないんだろう?と考えた。

また日本の本州で一番広い岩手に13個もポケモンマンホールが設置される。

前回、「汁人さんとの出会い」により、「旅行に来ると、何かをついでに見たい!」「知らない場所だと、行きたくてもどうやって行けばいいのか?」「おもいっきり満足したいけどどうすれば良いのか?」と皆が悩む事に気づいた。

 

 

そのため「ポケモンマンホールを探しながら、観光も楽しめる商品を作ってしまおう!」と龍は考えた。

そして発信し、岩手全体を盛り上げようとも考えた。

 

そのため、まずは「ポケモンマンホールの行き方」の商品を作った。

 

 

 

広すぎる岩手

13個のポケモンマンホールを調べていたモリオカマツリのメンバーは、13個全てを集めるのは大変なことと気づきました。

試しに全てを集めるのにどれくらい時間がかかるかを調べてみた。

車だと約6時間、歩きだと3日かかることが判明した。

 

 

大変な思いをして集めたい人、時間が無いから短い時間で集めたい人、色々な人がいると考えた龍はモリオカマツリのメンバーと会議を行った。

 

 

 

岩手を楽しみながら観光

モリオカマツリのメンバーは、岩手に来る人がポケモンマンホール以外にも観光を楽しんでもらいたい!という意見となった。

そのためモリオカマツリのメンバー全員で、岩手に設置される13ヵ所全ての観光の見所をまとめることにした。

 

岩手県の13ヵ所すべてのポケモンマンホールの場所と、そして現地の観光名所、更には1日の電車の本数が限られている三陸鉄道の時刻表を見ながらの作業は、昼夜を問わず行われた。

 

 

 

話題にならないポケモンマンホール

岩手にポケモンマンホールが7月順次設置されていった。

世界に1つしかないマンホール。しかしインターネットではニュースにもならず、公式ホームページもマンホールは設置されているが、更新が少ない状況となっていた。

龍は不安になりながらも、モリオカマツリのメンバーと「いつか誰かに喜んでもらえるだろう!」と夢をみながら13個と多いポケモンマンホールを少しずつ追記をしながらまとめていった。

 

 

 

ポケふたブーム到来

 

突然のポケふたブーム

ポケモンマンホールの情報を集めていた龍は、7月31日にあることを目撃した。

ポケモンマンホール“ポケふた”の全国展開が決定!“推しポケモン”の魅力を訴求するポータルサイト“ポケモンローカルActs”も開設 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
ポケモンがデザインされたマンホール蓋ポケモンマンホール“ポケふた”が、全国のさまざまな場所へ設置されていくことが決定。

突如ポケモンマンホールのニュースが全国で取り上げられた。

ポケモンマンホールが『ポケふた』と命名。

更に日本全国各地に設置されることが決まった。

 

 

ここにきて一気にポケモンマンホールが日の目を浴び始めた。

 

そしてモリオカマツリでも、苦労しながらも13,787字かけて岩手の13ヵ所を楽しめる商品が完成しました。

 

 

 

2つ目のアイデア

モリオカマツリのメンバーは2つ目のアイデアを進めることにした。

これからの観光は都心ではなく、地方に目がいく時代になると考えていた。

訪日客が地方潤す、消費額1兆円超え 観光白書 - 日本経済新聞
訪日外国人客の地方における存在感が高まっている。観光庁が21日に公表した2019年版の観光白書によると、地方での訪日客の消費額は18年に1兆362億円となった。15年と比べて58%増えており、都道府県合計の消費額に占める割合も29%と3割に近づいた。冬のスポーツや自然、農漁村を体験する体感型の「コト消費」がけん引役にな...

この機会にある1つの行動をしはじめた。

 

 

 

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ポケふたの旅

 

 

インターネットのポケふた旅

ポケふたを調べると2018年に鹿児島県の指宿にイーブイのマンホールが設置されていることが判明しました。

また2019年8月に横浜のピカチュウのマンホールが設置される。

体の無い龍は支援頂く方を見つけ、ポケふたをインターネットを経由して制覇しようと考えた。

 

 

 

ピカチュウの旅

8月5日に設置されたピカチュウのマンホールは5個。龍はTwitterでマンホールを1番に制覇される方を探していた。

 

ゆうやんやんさんと出会い、協力頂きピカチュウマンホールの旅をまとめた。

 

  

 

 

イーブイの旅

岩手から約1,500Km離れた鹿児島県の指宿。ここには2018年12月にイーブイのマンホールが設置されている。

 

龍はイーブイのマンホールを全て制覇した方を探していた。すると

 

 

龍は2019年7月7日にイーブイを制覇された彩霞さんと出会った。

 

そして2019年7月7日の七夕はちょうどモリオカマツリを立ち上げた日でもあった。

 

*七夕にモリオカマツリを立ち上げたエピソードはこちら

 

龍は何か親近感を持ち、彩霞さんに連絡をとり協力を頂けることとなった。

そしてイーブイマンホールの旅を完成させた。

 

 

 

 

 

最後のお仕事

現在、ポケモンマンホールが設置されている全てを場所を制覇したが、龍は1つやるべきことが残っていた。

それは以前からモリオカマツリに訪問頂く海外の方向けの準備だった。

そして龍は海外の方向けの商品をお店に用意した。

 

 

 

 

 

丸くない地球

龍は2ヵ月間Twitterで呟きながらこの世界を見てきて色々なことを考えていた。

インターネットを通じて、体が無くても国内でも海外でもどこでも繋がることができると感じた。

そして龍から見た地球は、丸くない地球に見えてきていました。

 

 

 

 

2つ目のアイデア完成

龍は2つ目のアイデアとして考えたのが、海外➡️日本➡️地方➡️岩手➡️盛岡➡️祭り➡️舟っこの導線を確保することでした。

 

 

祭りだけの魅力発信では、発信できる範囲が限られてしまう。

それであれば少しでも上流へ昇っていくしかないと龍は考えていました。

 

そのため、海外の方が日本を選び、日本の中でも地方を選び、地方の中でも岩手、そして盛岡を選び、そして舟っこ流しを知ってもらう”機会”を増やしたいと考えました。

 

更に盛岡を選ばなくても、同じ課題を持った地方に少しでも人が増えるきっかけに繋がって欲しいと龍は考えました。

 

そして龍は2つ目のアイデアを実現することができました。

 

 

 

残りあと5日の龍

モリオカマツリのお店はどうなったか龍は気になりました。

その結果が下記となります。

 

モリオカマツリのお店は1日2人〜4人の訪問が、1日50人ほどに増えてきました。

 

3つ目のアイデアについては龍は教えてくれませんでした。まだ先の長い話のようです。

そして龍が出る盛岡舟っこ流しは8月16日。あと5日にせまった。

 

 

続く

続きはこちら

 

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